ちょっと調べものをした結果を記しておきます。調べたのはタイトルから分かるようにISO感度の表記についてです。ISO感度は1987年にISO(国際標準化機構)で策定された写真フィルムの規格に基づくものです。デジカメのISO感度に関しては1998年にISOで感度測定方法が決められたようで、その後CIPAでデジカメの感度表記について煮詰められ、標準出力感度と推奨露光指数というものにまとめられました。標準出力感度はフィルムの感度に応じたもの、推奨露光指数というのはメーカーが勝手に決めた感度指数のこと。2007年3月以降の製品についてはどちらの表記なのかをカタログ等に記載するよう求められているみたいです。最近のカメラは高感度化していてISO25600なんて見かけるようになったけれど、よーく見ると推奨露光指数って書いてありました。なるほど。合点。オリンパスは標準出力感度、ニコン、キヤノン、ソニーは推奨露光指数です。こういうところにオリンパスの真面目さが現れているなと感じたりしました。